曲を弾いて歌おう

 さあ、本題に入ってきました。曲を弾きながら歌う・・・弾き語りです。
 そのための基本的な手順を紹介します。
 

 選曲

   まず曲を選びましょう。自分の好きな曲を選ぶのがいいですね。好きな曲は良く知っている曲だし。
   ただ、難易度の問題もあるのでその辺の兼ね合いが難しいところです。
   あと、元々の
曲のアレンジがアコースティックギター中心の曲の方が練習しやすいです。

   ある程度、こういう曲が、とか、だれだれの曲とかやりたいことがあったら、本屋や楽器屋さんで「うた本」
   
みたいなものや「コピー譜」を入手しましょう。ネットでも手に入れることが出来ます。
   うた本やコピー譜などには、コードが載っているので、それを見ながら練習していけば弾けるようになります。

   コピー譜などには楽譜も載っているものもあります。ただここでギターを覚えようという人には楽譜を読める
   人は少ないと思います。   (私も読めません)
   
タブ譜というものがあり、楽譜を読めない人でもわかる譜面があります。タブ譜が載っているものを購入する
   とわかりやすいです。

   本にのっている曲で、知っている曲を見てみて、弾きやすそうな曲(コードが少ない曲)などを選んで練習し
   てみましょう。

   知っていると思っている曲でも、構成や細部までわかっていない場合もあります。
   もし、CDなどがあれば、
しっかり把握するまで聞きこみましょう
   実際に弾いてみても、曲を把握していないと、自分がちゃんと弾けているのか
自分で判断できないと、人に
   聞かせたとき「なんだかわからない」って事になっちゃうから・・・

   あと、「弾き語り」なので、実は歌がメインです。歌いたい曲がいいですね。
   ただ、本などに乗っている曲は歌っている人のキーでコードが書いてあるので、歌うとキーが高すぎたり低過ぎた
   りする場合があります。
   キーの変更はあとで出来ますので、その場合はギターを弾きながらハミング程度で歌ってみましょう。
   キーの変更については、あとで解説します。 

   《参考》
    ギターが弾きやすい曲(コードが少ない曲):冬の稲妻(アリス)・・・コード3つ

 
2 コード譜を見ながら弾く

   さあ、選曲が決まったら本を入手して、そのコード譜を見ながら弾いてみましょう。
   コードについてはいくつか紹介しましたが、ほかにもたくさんのコードがあります。
   また、キーによっては♭や♯のつくものもあるので、大変ですけど
コードブックや、本に付属しているコード表を   見ながら徐々にやっていきましょう。
   また、曲によっては
カポ(カポタスト)を使うものもあります。
   カポはネックに取り付けることによって、開放弦の音の高さを変えるものです。
   譜には「カポ1」とか書いてある場合があります。
   この場合には、カポを1フレにつけて弾きましょう。
   曲によってはアルペジオ奏法の曲もありますが、いきなりそれを弾くのは難しいのでピックで弾きましょう。
   (※アルペジオ奏法:右手の指で1音ずつ弾く奏法。ドミソドソミ〜みたいな)
   ピッキングはリズムをキープしながら、曲の雰囲気を考慮して強弱をつけて弾くようにしましょう。

   あとは、繰り返し練習です。
    そのうち、いちいちコード表を見なくてもコードが押さえられるようになります。
   《参考》 歌詞・コードが載っているページ(無料)
         http://music.j-total.net/
 
3 自分の声のキーに合わせる

  ある程度弾けるようになったら、次は気持ちよく歌いたいですね。歌の歌い方については自分でがんばってください。
  ただ、自分の声が出せる範囲で無いと、うまく、気持ちよく歌えません。
  原曲のキーが自分に合っている場合はそのままでいいんですが、高かったり低かったりした場合は、自分の声域に
  あった伴奏にするためにキーを変えます。

 @自分の1番高い声が出せる音は何かを知る。
   やはり高い声を出すのが大変なので、自分が1番高い声が出せるは、ドレミのどの音なのか知っておきましょう。
   細かい事をいうと、曲の前後の流れや、高い音のときの言葉によって多少違うときもありますが、大体どの辺か声を出して、
   ギターでその音を探してみましょう。

 A歌う曲の1番高い音を探す
   選曲した曲の音程が1番高いところを捜しましょう。

 B「自分の1番高いところ」と「歌う曲の1番高いところ」がなん音違うのか。
   その違う分、コードを変えれば、自分に合ったキーになります。

   (例)自分の1番高いところがミ(E)で、曲の1番高いところがソ(G)の場合

4弦の所を見てもらえばわかるとおり、3度違います。なので、原曲のキーを3度下げると良いわけです。
  原曲のキーがEの場合は、3度下げてC♯になります。
  ただ、C♯は弾きにくいので、カポを1フレにつけて、Cから始めるとOKです。

  キーを変える場合は、どのくらい(何度違うのか)を確かめ、原曲のコードをその分上げたり下げたりしたコードで弾けばOKです。
  キーを上げる場合には、カポをつけて対応しましょう。
  ただ、下げる場合は弾きやすいコードになるようにカポをつけて対応しましょう。

  ※すごくキーが高い場合は、自分自身の音域の低さ、狭さが悲しく思えるときがあります・・・・

  キーを変えるのは、カラオケのように簡単ではありません。
  しかし、まったく違ったキーで歌うのは楽しくないので、がんばりましょう。

  


と、まあここまで来れば、あとは他の曲も何曲か弾いてみてください。
コードも、だいたい覚えてくるようになります。

ある程度コードを覚えたら、難しい知らないコードが出てくる曲も、
ちょっと調べるだけどそれほど時間はかかりません。

自分のキーに合わせて
練習練習。

まだまだ説明不足・不備なところがありますが
少しずつ修正していきます。
それから「オマケ」も増やしていきますので
そっちも気が向いたら見てください。




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